フィンランドの伝統的なコーヒーを試飲してみる
僕はコーヒーが割と好きなほうだ。
朝食を食べずにコーヒーだけ飲んで仕事に行くことも珍しくない。
頭もすっきりするし目も冴える。
僕が子供の頃はウインナーコーヒーやカプチーノくらいしかなかったと思うが最近ではパフェのような、というかむしろコーヒー味のパフェなんじゃないかと思うくらいの商品もあるくらいだ。
先日ベトナムコーヒーを初めて飲んでみた。最初何が違うのかわからずに頼んでみたが、なるほど「練乳+コーヒー」の組み合わせのようだ。練乳のおかげなのかミルクの風味が口に程良く残って美味しい。子供でも好きな子ならごくごく飲めそうな印象だった。
ここでフィンランドの話に戻ると、実はフィンランドは世界でも有数のコーヒー消費国なのだ。コーヒーブレイクを取る法律があるというところからも、いかにコーヒーが文化として根付いているかよくわかる。先ほどのベトナムコーヒーでもそうだが国が違えば文化も違う。消費量が多ければそれだけ美味しい飲み方も発明されているのではないだろうか。
ということで実際に日本でもできそうなフィンランドの一部で飲まれている飲み方を試してみることにした。
その名も「カフェオスト」
上にも書いたようにコーヒーにも一緒に入れるものによって当然名前も変わる。
このコーヒーの名前は?と検索してみると「カフェオスト」という名前があることが分かった。
オストの意味をてっきりEast(東)のドイツ語訛りであるOstかと思っていたが
オスト=スウェーデンのチーズ を意味しているとのこと。
飲まれている地方を見ても、フィンランドとスウェーデンの一部に共通した文化なのかもしれない。
とりあえずチーズとコーヒーを用意する。
とにかく早く試してみたかったので、コンビニでチーズとコーヒーを購入。
最近はあったかいコーヒーも年中売っていて助かる。
で、用意したのがこれとこれ
自分の味覚に正直に好みなものを買ってきた。
とりあえずタンブラーに投入。
少し解けるまで待ってから6Pチーズの内一つPをちぎって入れてしばらくかき回す。
そこまで見た目に変化はない。
とりあえず飲んでみた。
・・・・割と普通に飲めるな・・。
想像通りチーズは小さいものは溶けたものの、
ほとんどは柔らかくなり表面だけ少し溶けた印象。
コーヒー自体はチーズのコクがほんの少し感じられる程度しか溶けていなかった。
飲み進めると想像通り溶けきってないチーズがゴロゴロと出てくる。
とりあえずスプーンで掬って食べてみた。
結果はティラミスと言えなくもないレベルだった。
チーズの表面がコーヒーで覆われているため、最初は甘く溶けかけの為か、
いい具合にチーズとコーヒーが絡んでいる。ティラミスと言われると違和感は残るが
納得は
食べ進むにつれてチーズ単体の味が濃くなってくる。まあ当然といえば当然なのだが、
基本的にケーキ・クリーム系のお菓子はタンパク質+糖分+脂肪分でできている事がほとんどなので納得はできる。
あとはできたてアツアツのコーヒーに角砂糖を多めに入れよくかき混ぜるとあったかいデザートとして利用できるのではないだろうか。
元々フィンランドは非常に寒い為、ケーキのような冷蔵系よりかこちらのほうが案外理にかなっているのかもしれない。